スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鹿島神宮 御神木スギと樹叢

先日、土浦に樹木治療の見学に行ったときに、鹿島神宮にも行ってきました。
どんなところだか全くわかっていなかったのですが、とても素敵なところでした。

常陸国一之宮、旧官幣大社で、全国の鹿島神社の総本宮です。
御祭神は、武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)です。
http://www.bokuden.or.jp/~kashimaj/
P1090204.jpg

鹿島といったら鹿島アントラーズと鹿かな?と思っていたら、そのとおり、鹿がいるそうです。参道にも鹿の石造があります。
かつては猟をするほどたくさんいたんでしょうね。
P1090201.jpg


パワースポット流行でたくさんの人が訪れていました。拝殿の前は行列です!
勝負や交渉ごとの神様だそうなので、皆さんその後利益をいただきたいのですね。

さてさて、御神木は、というと、拝殿の後ろに杉がありました。ちょっと良く見えないのですが、下枝がやや枯れあがっているような?
あまり元気じゃなさそうに見えますね。
P1090206.jpg


しかし!!ここはこれが素晴らしい!
拝殿のあとの奥宮に向かう森!
森の参道の杉は吉武理事もかつて調査したそうです。結構痛んでいるとのことですが、
これだけの大木、車両が入らない現地の情況から治療がとても困難だそうです。

P1090208.jpg
P1090210.jpg

とにかく、どこまで続くのかしら?と樹海を思わせるほどのうっそうとした神社の森。
樹叢というそうです。70haに繁茂する植物は、1千種の多種にわたり特に南限北限の植物が同生して植物学上貴重なため県の天然記念物の指定を受けているそうです。
なんだかとても神秘的。奥へ奥へと森の木々が誘うのです。

途中鹿も。ちょっと匂います(笑)全国各地で鹿害がひどいですが、ここでは神様です。
どうか神様日本の森をお守りください。

P1090213.jpg


そして奥宮へ。コチラの御神木には近寄れました。
とても人気みたいでたくさんの人に取り囲まれていました。
中には擦り寄っている女性も。

<ちょこっと診断>
この杉もなんとか生育していますが、これだけの人が来ることを考えると
踏み固めの害が心配です。今の土もすでに硬そうです。
樹皮は艶があってよいのですが、下枝が少なく、全体的に葉の量が足りないでしょう。
日当たりが悪いと、針葉樹は特に幹の下のほうの枝が無くなっていきます。
上に成長はするのですが、これだと光合成をするための枝や葉がなくなってしまうのです。
それに、根元に少し腐朽も見られます。木槌を持っていなかったので叩けないのですが
もしかしたらボクボクと腐朽を表す音がするかもしれません。
宮の壁に食い込んでしまっているし、場所を確保してあげたいですね。
できれば、ピカスで精密診断するとよりよいと思います。
P1090229.jpg
P1090231.jpg
P1090230.jpg
P1090232.jpg


御神木の種類 スギ ヒノキ科 常緑高木 針葉樹
元気 ★★★☆☆
綺麗 ★★☆☆☆
樹齢 ★★★★☆
環境 ★★☆☆☆


奥宮の奥は御手洗という湧き水の池がありました。
なんという透明度!見えますか?
ここで大寒の頃氏子さんたちが禊をするそうです。寒そう!!
でも、水に触れてみると、以外にも暖かい感じがありました。湧き水なので温度が一定なんでしょうね。
この池にも頑張りやさんの樹木シイノキがかかっていました。鳥居が支えているような?
これがほんとの鳥居支柱。なんて。
P1090221.jpg
P1090223.jpg

ここにある茶屋はとてもいい感じでした。お蕎麦も茨城県産のそば粉と境内の湧き水で打ったものだそうで、とてもおいしかったです。
揚げ饅頭もほかほかでこんな日には美味しさ倍増です。
お土産にさめても美味しいかりんとう饅頭を買いました。

他にもこの森には要石といってなまずを押さえている石があったり、散策ポイントが満載でかなり楽しめました。
P1090241.jpg
P1090239.jpg

見事な樹叢がある鹿島神宮。
何百年も昔に作られた聖域に、樹木たちのゆっくりとした時間が流れている奥深い森の神社でした。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。